医療ブログ

子宮頸がんに対するHPVワクチン

文責:田中 / 2021年5月4日

子宮頸がんに対するHPVワクチンをご存知でしょうか? 子宮頸がんの9割以上は、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因です。 HPVワクチンは、このHPVの感染を予防し、結果的に子宮頸がんの罹患率を低下させます。HPVはコロナウイルスよりも圧倒的に怖いウイルスだと思います。日本でも、2010年初めに2価(2種類のHPV感染をブロックする)が発売されましたが、その後、有害ワクチンと捉えられ、接種……

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卵管閉塞と言われたら

文責:田中 / 2020年12月18日

卵管閉塞は不妊症の大きな原因の一つです。通常、卵管が詰まっていると、自然妊娠を諦めて体外受精を勧められることが多いのですが、卵管を広げる方法があるのです。それが卵管鏡手術です。正式名称を「卵管鏡下卵管形成術:Falloposcopic Tuboplasty」 (通称FT)と言います。 この手術は大変細いカテーテルを使って卵管を広げていく手術なのですが、非常に熟練の技術を要するため、FTを恒常的に行……

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RPR

文責:田中 / 2020年5月10日

この度、メディカルパーク湘南がPRP療法の実施可能施設として、厚生労働省から施設認定されました。PRP療法は難治性不妊症や、子宮内膜菲薄化(子宮内膜が薄くなる状態)によって、着床障害を起こしている患者さんに対する治療法として期待されている再生利用の一つです。これから数回に分けて、このPRP療法について解説して行きます。 ① PRP療法とは? PRP(:Platelet Rich Plasma)療法……

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私見ですが・・・

文責:田中 / 2020年4月17日

ニュースのキャスターが感染して、そのテレビ局内ではクラスターが発生していると報道されています。あれだけいつも政府の事を批判ばかりしていて・・・と思わずにはいられません。しかし、対岸の火事ではありません。藤沢市内でもコロナ陽性者が出るようになりました。院内でも、ひたすら消毒をしています。しかし、その消毒用のアルコールが入手できなくなってきており、何とか購入出来た次亜塩素酸ナトリウムで代用しています。……

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着床前診断について

文責:田中 / 2020年3月27日

2020年1月23日の本欄で、「着床障害」について、着床する側、つまり子宮側について、その検査と治療方法について詳説しました。今回は、着床障害の第2回、受精卵の質についてです。 着床に最も重要なのは受精卵の質です。あくまでイメージですが、着床に関わる因子のウェートは、全体の約80%程度が受精卵の質に依存し、残りの20%程度が受精卵を受け入れる子宮側の問題、という感じだと思います(下図)。 受精卵……

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新しい子宮頸癌ワクチン

文責:田中 / 2020年3月25日

このたび、メディカルパーク湘南では新しい子宮頸癌ワクチン「ガーダシル9」を導入します。日本では、子宮頸癌ワクチンには2価のものと4価のものしか認可されていませんが、現在、世界標準の頸癌ワクチンは9価となっており、若いうちにこの「ガーダシル9」を打つことによって子宮頸癌の約90%を予防できます。「〇価」とは何でしょうか?子宮頸癌の原因が、ヒト乳頭ウイルス(Human Papilloma Virus……

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悟り

文責:田中 / 2020年3月6日

1か月ほど前の事。 もう少しで日付変更線を超える時間帯。 これから平和にお風呂入ってゆっくり寝ようと思っていたところで携帯が鳴りました。当直の中川先生からの電話でした。 「お休みのところ、すみません。分娩進行中の患者さんなんですが、赤ちゃんの状態がちょっと悪そうで。これから帝王切開をした方が良いと思いまして。」 「ああ、分かった。これから向かうよ。状態そんなに悪そうなのか?」 「いえ、今は胎児心拍……

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緊急手術

文責:田中 / 2020年2月13日

以前、病院ホームページへ掲載していた記事を再掲させていただきます。少しでも皆様のご参考になれば幸いです。 データや状況などは当時のものとなっておりますのでご了承ください。(2013年9月掲載分)   遠くで電話が鳴っているようです。 夢の中なのか、現実なのか。 現実でした。病棟からの電話です。 「先生、妊娠35週の妊婦さんが、救急車で搬送されました。お腹が痛いそうです。」 時計を見れば夜……

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難治症例に対する腹腔鏡手術について

文責:田中 / 2020年2月12日

これはある患者さまの骨盤のMRI写真です。ご了解を頂き、掲載させて頂きました。矢印が示しているのは巨大な子宮筋腫です。通常の子宮の大きさは鶏の卵程度の大きさです。それが、胸のあたりまで子宮筋腫が発育してしまっています。この患者さまのご希望は、二つ。お腹を切らずに腹腔鏡で手術をして貰うこと、そして子宮を残して、筋腫だけ取って貰うこと。断ろうかと迷いましたが、引き受けました。腹腔鏡はお腹に開けた4つ……

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50兆個

文責:田中 / 2020年2月6日

以前、病院ホームページへ掲載していた記事を再掲させていただきます。少しでも皆様のご参考になれば幸いです。 データや状況などは当時のものとなっておりますのでご了承ください。(2012年6月掲載分)   昨夜、お産を取り上げました。 不妊治療と内視鏡手術の道をひたすら歩み始めて以来、産科医療からは久しく遠ざかっていました。自分で分娩を担当するのは実に7年ぶりのことになります。 陣痛は強くなっ……

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