婦人科

避妊相談

避妊方法には何種類か選択肢がありますので簡単にご紹介します。

経口避妊薬(ピル)

現在のところ、ピルが最も確実で安全な方法です。
正しく服用していれば、避妊効果はほぼ100%と言えます。
6ヶ月ごとの検診を受けていれば、副作用の心配もありません。
ピルの副効用として、卵巣がんや子宮体がんの予防効果があり、また、生理痛を緩和したり、月経量を減少させる効果もあります。

避妊IMAGE


IUD(リング)

子宮内に柔らかいプラスチック製のリングを挿入する方法です。
一度、挿入するだけで毎日薬を飲んだり、コンドームのように性交の度に着脱する必要はありません。
ただ、避妊効果は100%ではありません。1年間で3~4%の妊娠の可能性があると言われています。
また、自然にリングが脱落し、それに気づかず妊娠されることがあります。挿入後は定期的に検診を受けてリングが正しい位置に挿入されているか確認をしてください。
副作用として、感染・不正出血・生理痛・月経量の増加・生理期間の延長の可能性があります。
出産経験の無い方、子宮筋腫などで子宮が変形している方、月経量の多い方などは不向きです。 妊娠を希望される時には、いつでも取り外すことができます。
使用期限は1~2年となっています。


緊急避妊(アフターピル)

避妊をしないで性交があった場合、あるいは、避妊をしていたが性交時に避妊に失敗してしまった場合など性交後に避妊をすることが可能です。
性交後、72時間以内に服用しなければ効果がありませんので、ご希望の方はお早めにお問い合わせください。
保険適用外になりますので約1万円の費用が掛かります。